アフタヌーンティー

イギリスに住んでいながら私のアフタヌーンティー経験は片手で数えることができるくらい少ない。
美味しいケーキが嫌いなわけではないのですが、美味しいと思って食べられるのは一つが限界というのがその理由だと思う。
しばらく我が家に滞在していた甥が日本に帰国する直前、イギリスでやり残したことの一つに「アフタヌーンティー」があるが、一人では行きにくいということで、つき合うことに。
ジャケットなどは持ってきていないのでホテル系でないところの方が良かろうと、カジュアルなところを探したが、これが失敗だった。
ケーキなども出しているティールームだからお値打ちかも?と思ったのだが、ちょうど私たちがテーブルに着いた時に何か品物をお店に搬入するタイミングで、しかも、裏口などない小さな店なので,私たちのテーブルの近くを通って奥のキッチン部分に行くドアをひっきりなしに荷物を持った人が出たり入ったり。
そしてキッチン部分はドアはあるものの、壁はと途中までで天井まで届いていない。つまり上部が開いている。
流れている曲はなぜか昔のハードロック系。 
お客のための曲というより、キッチンスタッフのための曲のように思われた。

テーブルクロスもない。食器も普通。(三段のプレートだったが)
どのケーキも似ていてバリエーションがない。
お店の人は親切でいい感じだったけど。

一応シャンパン付きのメニューとかもあったけど、あの状況シャンパン飲んでもアホなだけ。
優雅、ではなかったす。

私たちが優雅かどうかは置いといてアフタヌーンティーって、味も大切ですけど、店の雰囲気とプレゼンテーションも大事ですね。全てひっくるめてアフタヌーンティーだったのである。今更ですが。
もっと乙女な日本女子のサイトを参考にすればよかった。遅かりし由良之助。

甥よ、ごめん。
今度機会があったらもうちょいいいところに連れて行くよ。リッツとまではいかなくてもさ。

ケーキは食べきれなかったのでお土産にしてもらって、我が家のデザートとして3日間食べ続けました。
なんでみんなこの量が入るんだ!!





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