ヨルダンの旅9

朝食後、保護区域のレセプションの建物までトラックで送ってもらいました 。そういえば、イギリス人の女性が言うには彼女をレセプションに迎えにきてエコ・ロッジまでトラックに乗せてくれたベドウィンがやたらと若く見えるので、歳を聞いたら14だったことが判明してびびったそうです。運転技術は問題なかったようですが、保護区域は公道として見なされないから免許がなくても運転できるのか???それとも皆あまり気にしないのか??


私たちのベドウィン・ドライバーは22歳だったのでちょっと安心。
ワディ・ラムもそうですが、ベドウィンの保護地域に入るとベドウィンのトラックに乗り換えます。道無き道なので、まず4Wでないと無理なのと、ベドウィンの生活を保護するため。

ヨセフさんが迎えにきてくれ、最終地点の死海へ向かいました。
途中の休憩ポイントはロトの妻が振り返って塩になったところ(ソドムとゴモラの話ですね)で、ヨルダンには旧約聖書に出てくるところがあちこちにあります。
ペトラのトレッキングルートにもモーゼのお兄さんのアーロンの墓などあるし、キリストがヨハネに洗礼してもらった場所もヨルダン。
実はイスラエルより、旧約聖書ゆかりの場所が多いかも。


トイレ休憩に寄ってもらったワディ・ムシブ保護区域のビジター・センターでこれからカヌーをすると言うミラノ三人娘に再会。
カヌーを誘われたけれど、ひ弱な私と夫は辞退。根性ありません。


死海の宿泊先はモーベンビック・ホテルでスパが有名だそうです。うしし。




チェックイン時間の前だったので荷物はホテルに預け、近くのショッピングセンターに行きそこでお昼を食べました。死海のあたりはホテルしかないので、ホテルか、そのショッピングセンターしか食べ物関係はない模様。
ショッピングセンター内のレバノン・レストランでシーフード食事して、どうショッピン技卯センター内のカフェでカプチーノ。
やはりヨルダン、食べ物は美味しいけどカプチーノは今ひとつです。


           24時間電気が使えるゴージャスな部屋。





早速、海抜が世界で一番低い海抜マイナス420メートルの死海。海抜が低いので紫外線も弱いそう。


             標高を示す看板。


そして、塩の濃度30パーセントで生物は住めません。水を見ただけで濃さがわかります。1日2回が限界で、1回は15分ほど。
まず死海に使った後、シャワーで塩分を流し、そのあとに泥ツボから泥を救って自力でパック、乾いたらそれもシャワーで洗い流します。



                          向こう岸はイスラエル。





そういうわけでホテルのプライベートビーチはそれほど大きくないけれど回転率はラーメン屋さん並みに早いです。

日光浴したい人は別の場所あり、またプールなどもあります。ホテルに泊まらなくても、プライベート・ビーイのある各ホテルのチケットを買えば、死海浴とホテルのプールなどが使えます。

私は「死海で浮く」という目的 のため、極力怪我などをしないように遺跡内の岩登りなども気をつけてきました。
なぜならちょっとの怪我でも死海の濃い塩水に浸かると超痛いと脅されたので。


なのに、死海の岩で手をざっくり切ってしまい、いだだだだだだ。
脅されていた通り痛かった〜。
バンドエイドなどもう用意していましたが、さすがに海中までは持参しなかったし。
ひとり我慢大会です。
岩がシャープというより、岩にこびりついた塩の結晶でざっくりやってしまいました。
痛みをこらえながらしばし浮くのもまたヨルダン旅行の醍醐味か?

浮くけれど、頭を上げようとするとかなり腹筋を使います。かといって頭を水につけると目に水が入りそうで怖い。(浮くから入らないのかもしれませんが)枕状の浮き袋を持参している人を見て賢いと思いました。

夕食は面倒なのでホテルのビュッフェで。フムスなどはあるけれど、それほどヨルダン色は強くない内容でした。

旅行中、経験したビュッフェは何故だかパスタが必ず混ざっていたことを思い出しました。誰にでも人気だからか??私が味見したものは結構美味しかったけれど。

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